インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(映画)
1994年公開
耽美で、壮麗なヴァンパイアの世界。
キャスト:
レスタト:トム・クルーズ、ルイ:ブラット・ピット
クローディア:キルスティン・ダンスト
感想→ネタバレ→俳優→声優の順で記載。
【感想】
若き頃の、美しいトムとブラットピット。お人形のようなキルスティンに魅了され、耽美で悲しいヴァンパイア達の世界を顧みる作品。
この作品は私が○学生の頃、夜中地上波で放送されたのを見たのが出会いのきっかけでした、当時私は中ニ病だし、オタク全開だっただめ、
ヴァンパイアの題材に弱かった!!!
オタクの方は、わかっていただけると思います。この気持ち、幼い頃はヴァンパイアにあこがれる!!
アニメ・漫画・声優にしか興味が無く、映画はほとんど見なかった。
故にトムやブラピは知らなかったのですが、
三次元にこんなに美しい男性が居るのか・・・と、映画の世界に引き込まれたきっかけの作品です。
しかも、既に当時から患っていた病が大爆発しました。
なんと、 耽美! しかも男が男を魅了してる!!!アカン!!
男性が男性にあこがれる、または男性が男性に独占力を見せる。そんな作品が好きな女性。耽美の世界が好きな女性にお勧めの作品です。
また、当作品には続編があるのですが・・・それはまぁ、私の中では無かった事にしているので、触れないでおきます。
そして、最近になってリブートの話が出ているようですね。どうなんだろう。1994年より映像技術が向上しているので、悪い作品にはならないのかもしれません。
ですが、耽美だからこそ、古風な映像技術で撮影された映画が良い、っと思ってしまう私の考えは、既に時代遅れなのでしょうかね。
一応リブート作品も公開されたら見ますが、続編が酷かったんで期待しないで待ちたいと思います。
【ネタバレ-かなりざっくり+記憶から書き出しているため一部内容違ったらすみません】
0.記者と謎の男
とあるマスコミの記者がある男にインタビューを行っている。彼はヴァンパイアだと言う。記者は彼の話を信じてはいないが、漂う雰囲気に呑まれ、次第に彼の話に耳を傾けていく。
1.レスタト(トム)とルイ(ブラピ)の出会い。
レスタトは長年ヴァンパイアとして生きてきた。妻子を失った絶望の青年美しいルイを見初め、永遠のときを共に生きるようヴァンパイアとしての生をルイにあたえる。
2.ヴァンパイアとして生きる。クローディア(キルスティン)との出会い。
ヴァンパイアは日光の日を浴びると灰になって消滅してしまう。極度の枯渇に蝕まれ、人の血を求めてしまう。
ルイは人を食料のように狩るヴァンパイアの世界に戸惑うも枯渇には勝てず。
錯乱の中幼いクローディアの血を貪ってしまう。
血を貪りながらも正気に戻ったルイは、クローディアの血を吸い尽くす事が出来ず、死の淵に立つ少女に止めを刺すことも出来なかった。
そんなルイに見かねたレスタトは、クローディアをヴァンパイアとして蘇らせた。
3.クローディアの焦燥と狂気。
レスタト、ルイ、ヴァンパイアとなったクローディアは3人で過ごしていた。
ヴァンパイアとして誇り高く生きるレスタト。
子供ゆえの残虐さと、長いときにより女性の感情も持ち合わせたクローディア。
そしてヴァンパイアの世界に落ち行くルイ。
3人の関係は友好的だった、だが、クローディアは成長しない自分の身体に焦燥し、やがてその怒りは、自らをヴァンパイアにした、レスタトに向けられる。
クローディアはレスタトを襲う、体格の差からクローディアが返り討ちに合うも、駆けつけたルイにより、救われた。
ルイはレスタトの身体に火をつけ、クローディアと二人その場を後にする。
4.アルマンとの出会い。そして・・・
ルイとクローディアは、アルマンという男と出会う。アルマンはレスタトをヴァンパイアにかえた張本人である。
ルイは信念を持つアルマンに惹かれた。クローディアはその事をよく思わなかった。クローディアは寂しさから、ある女性をヴァンパイアにしてしまう。
しかし、むやみに人をヴァンパイアにすることは、掟に反すると・・・
クローディアは投獄されてしまう。ルイはクローディアを助けるためにアルマンのコミニティのメンバーと戦うも・・・
牢獄は処刑場でもあった、日が昇ると獄中前面に日があたるようになっていた。
ルイは勝利した。クローディアの待つ牢へ急ぐも、
そこには日を全身に浴び、灰となったクローディアがいた。
クローディアの死を嘆くも、日のあたる牢から脱出できないルイを助けたのは、アルマンだった。
5.アルマンの真実。
アルマンは、ルイに共に生きる提案をする。実はアルマンはルイに惹かれ、邪魔なクローディアを殺害する様仕向けた張本人だった。
ルイはアルマンの提案を断る。アルマンは呼び止める。
「私を置いていかないでく」と。ルイは振り返らずそのままアルマンの下を去る。
(正式な台詞は忘れてしまいました。ですが、私を一人にしないで、置いていかないで・・・のような台詞だったと思います。またDVDを見返してココの件は修正し更新します。)
彼もまた永き生に疲れ、そしてルイに惹かれていた故の悲劇だった。
6.記者とルイ
はじめは謎の男の絵空事と話を聞き流していた記者だったが、謎の男ルイの話に魅了さた。そして、自らもヴァンパイアにしてほしいとルイに懇願するも・・・
ルイは今の話を聞き何故そのような愚かな事をと叱責し、記者の下も去る。
ルイが記者の前に現れこの話をした真意は不明である。
孤独が寂しさからか、それとも人間は愚かしい、永遠を求めてしまうのかの確認をしたかったのか・・・
記者はルイに去られ帰路についていた。彼の話に魅了されため息をもらしていた、すると後部座席に人影が。
レスタトが後部座席に座っていたのである・・・
END
ざっくりと、つたない説明でこの内容。本当は役者さんの妖艶な演技などを見て感じ取っていただきたいので、言葉で説明はなかなか難しいです。
一応ここで俳優さんと大好きな声優さんの話も少しだけ
【俳優】
◆亡国のスパイを長年演じ。むしろ作品の役というより、トムクルーズ大作戦として映画そのものの塗り替えた
◆天使から学者から凄腕の妻を持つMr.として、多種多様の映画に大活躍の。
ブラット・ピット
トム様・ブラピ様
実に美しい・・・白いのはヴァインパイアメイクです。
本当に妖艶で妖しい雰囲気をかもし出していました。
トムは威厳あるヴァンパイアとして
ブラピは人の目を引く雰囲気を持つヴァンパイアとして
ぴったりの配役だったと思います。
さらに驚きは
◆旧スパイダーマンの話題のヒロインを演じた。
彼女はとても演技が巧くて好きなんですが、
旧スパイダーマンのヒロインとしては好きではありませんでした。
美人で女優をめざしてるという役柄、たしかに美人なんですが、
旧スパイダーマンのメイクがわるい!!!
どう悪いかというと
こう・・・
いや。衣装とスタイリスト何してんねん!!!
もうチョイちゃんと仕事しろや!
なぜ、こんなに怒るかって?普段のキルスティン美人なんですよ
こう・・・
ね!!!スパイダーマンの化粧がおかしいだけで美人なんです!
しかもね。こんかいの作品のキルスティン
こう・・・
すげー可愛い・・・まさに中世の人形みたいな。
なので、スパイダーマンのキルスティン見たとき絶望した・・・なんでこうなった。
でも違った、化粧がおかしかっただけだった。
【声優】
声優にいたっても、実はキャスト違いで3種類もあるんです。
映像ソフト版のキャスト。テレビ東京放送のキャスト。フジテレビ放送のキャスト。
そして私が推したいのは映像ソフトのキャスト
レスタト:鈴置洋孝-ガンダムのブライト艦長やセイントセイヤの紫龍、等
ルイ:平田広明-ワンピのサンジ、タイバニの虎徹、ジョニデ吹き替え、等
神か!?え?神キャストでしょなにこれ!!
レスタト渋くてかっこいい・・・ルイセクシーすぎる・・・
役に合っているかどうかは、好みの問題だと思いますが、私はこのお二人の掛け合い凄い大好きです。
フジテレビ版は、すみませんお声が演じているアニメのキャラのインパクトありすぎてちょっと無理でした。嫌いな声とか下手とかではなく、ただ単に好みの問題とその・・・こち亀の中川を想像するとこの耽美な世界が駄々崩れしてしまい。
テレビ東京版も豪華です!がコレも好みの問題だけで、たぶん通常だとブラピはこっちらの堀内さんのお声の方がしっくりくるのかもしれません。
*鈴置さんはなど、元祖イケボ声優さん。ご病気の為既にお亡くなりになっており、彼の撮り下ろしのお声を聞く事ができません。ご冥福をお祈りいたします。
また長くなってしまいましたが、
以上になります。
では、また
今週のお題「映画の夏」