にがくてあまい 1~3巻漫画のネタバレ、感想 映画見たい・・・
働いている女性向けの作品。見ると野菜嫌いなのに、野菜を食べてみようかなと思う。
また、仕事を頑張らなきゃ。そんな風に思わせてくれる、ハートフルな作品。
それぞれのキャラの傷が少しずつ解けていく話はとても、ほっこりします。
◆キャラクター Ⅰ.ネタバレ-1~3巻 ・ Ⅱ.感想 ・ Ⅲ.映画情報
◆ キャラクター
・ 江田マキ(28歳)
大手広告代理店のキャリアウーマン。
肉食。料理一切できない。
父親と確執があったが、渚により和解することになる。
・ 片山渚(30歳)
高校教師美術教師。そしてゲイ。
ベジタリアン。とても料理上手。マキに食事(お弁当含む)を提供。
母親との関係に悩んでいたが、江田により蟠りが解けることになる。
・ 青井ミナミ
人気タレント。渚と意外な接点がある。
・ 立花アラタ
渚のあこがれの人。
下記より、漫画のネタバレ
読む際はご注意ください。
Ⅰ. あらすじ
(説明簡略のため若干順不同、またマキと渚の関係進展以外の話は省略)
1. マキと渚
マキはキャリアウーマンだが、男運がなく振られてばかり。バーでやけ酒を煽っていると、野菜を持ったイケメン、渚と出会う。
ヒョンなことから、マキと渚は同居することになる。
マキは渚に惹かれるが、渚はゲイのためマキには興味がなくタダの同居だが・・・。
2. マキと両親
マキの実家は有名な農家。マキの父は会社での使役に疲れ脱サラして農業に転職した。そのため学生だったマキは父に反発し、家を飛び出した。
父もまた、マキ同様に仕事に疲れて身も心もボロボロとなり、田舎での農業を選んだ。父も母も飛び出していった娘のことを日々思っていた。
マキはそんな父の心情は知らず。反発心とまた、負けられないという意地から親のせいにして疎遠を続けていた。
3. マキと父の和解
野菜好きの渚の図らいで、約10年ぶりに、田舎の両親のもとに戻るマキ。
互いに大切な何かのために懸命に生きてきた、マキと父のスレ違いが解け。
マキと父は和解することができた。
4. 渚の兄
渚には兄が居た。だが、学生時代、自宅で兄は倒れたが、渚は気づかず、兄が亡くなってしまった。兄に酷いことを言った後に兄が亡くなった、そして母親からも何故気づかなかったのか?と攻められたことが、渚の心に大きな傷を残していた。
5. 傷
青井ナオミは売れっ子のタレントだが、若手の追随があり行き詰まっていた。そんな最中渚と出会う。ミナミは好きだった人の面影を持つ渚に惹かれる。渚もまたミナミの言動から、あることに気づく。
ミナミはなくなった兄と昔付き合っていたということに。
ミナミは昔好きだった、渚の兄と心を通わせていたが、突然音信不通となった彼を見返すためにタレントになった。
渚は兄が好きだった女性のことを思い出し、それがミナミだと気づいた。
6. ミナミの思い
ミナミは今だに渚の兄のことを焦がれていた。渚に兄に会いたいと伝えるも、渚から兄が亡くなっていることを告げられる。渚は兄の日記をミナミに手渡す。日記には、ミナミへの思い、ミナミが頑張れるように自分がミナミの土台となることが書き連れてあった。ミナミの渚兄への誤解が解け、またミナミはタレントとして再度前に進むことを決意した。
7. マキの強行
渚は兄が亡くなったことを気に病み、葬式・十数年兄の墓参りには顔をだしていなかった。マキはミナミのこと、渚と兄のことを聞き・・・。
酔いつぶれて寝ている渚を拉致し、渚の兄の友・ミナミを連れ、渚兄の墓参りを強行する。
8. マキの強さ優しさ
墓近くに来るも墓参りを拒む渚に、マキは言う「自身も渚に救われた、皆渚に救われた、みんな渚のことが好き。だから、今度は私が渚の後押し(手伝わせて)」と。
マキの言葉により、渚は兄の墓と対面する後押しされる。
9. 渚の兄から渚への手紙
巨大な片山家の墓、内部で兄から渚宛の手紙が見つかる。
巨大な片山家を継ぐプレッシャーから、弟である渚の純粋な言葉で救われたと。
10. 渚の晴れやかな笑顔
渚は心の重責が取れ晴れやかな笑顔を、マキに返す。そして・・・
翌日、マキは渚お手製のお弁当を開けると、マキの大好物のトマトづくしのお弁当。そしてトマトの花。
花言葉は「感謝」
11. マキの両親と渚
マキの父とマキが和解してから、定期的にマキと渚の同居の長屋を訪れるマキの両親。
マキが渚と同居していることを知り、また、渚がゲイであることも知る。
マキと渚が結婚することは、無いと思いながらも、誰にでも優しくて、誰にでも本音で語り、そして野菜好き。そんな渚とマキがいい関係になれたら良いなと思っていた。
12. アラタ来襲
渚が風邪で寝込んだ。マキは渚が心配になり会社を早上がりするもそこには・・・。謎のチャラチャラした男性が渚にコチョコチョ攻撃を食らわせていた。彼の名はアラタ、十年前に渚の同居人だった。
13. アラタと渚
アラタもまた、心に傷を抱えていた。料亭の跡取りなのに大豆アレルギー。
故にアラタは負い目を感じ自分を誰も知らないインドへ逃げた。
何の見返りもなく優しくしてくれる人々、窮屈な日本の暮らしと違うインドでの生活はアラタの心を変えた。
一時的にインドから日本に戻ってきた時に、兄を無くし自暴自棄になっていた高校生の渚と出会う。アラタは博愛の心から、渚の傷を受け止め。また人生の先輩として導いていった。
14. アラタの心の傷
近所の豆腐屋の主人が寝込み困っているのを見たアラタは、豆腐の移動販売をマキと手伝うこととなった。途中料亭にその豆腐を持ち訪問するアラタ。料亭はアラタが飛び出した実家だった。
突然飛び出した長男であるアラタを父は、激しく罵るが、手伝い販売をしていた豆腐を弟に渡す。
豆腐の販売を終えたアラタとマキが帰ると、アラタの実家料亭から豆腐屋と契約の話がまとまっていた。そして、父親からアラタへ伝言が「身体に気をつけ、がんばれ」と・
15. マリちゃん
アラタの問題も片付いたとおもいきや、マキと渚の長屋にまた新たな訪問者が。
とても小さく小学生ぐらいに見える外国の少女。アラタに会いに来たという。
アラタの子供かと思いきや、なんとアラタのインドでの奥さんマリアだったのだ。
16. アラタ、インドへ帰る
渚はアラタに惹かれていた。
渚のアラタへの恋心は今も変わらないが、アラタの幸せを思い、また、インドからの訪問者マリアとアラタを見て、心からアラタと彼女の結婚を祝うことにした。
そして、アラタとマリアはまた日本を後にするのであった。
ここまでで、3/12巻のネタバレ。
長くなりそうなので続きのネタバレはまた翌週に書きます。
結構内容端折っています、もし詳しく気になるようなら、漫画を読んでみるのもおすすめですよ。
1.~6.の内容
7.~11.の内容
12.~16.の内容
Ⅱ. 感想
① 絵: 好み次第だが、受け付けないほどの癖のある絵柄ではないと思われます。少年漫画やアニメの絵のようなしっかりした先ではなく、マーガレット系?の細めの少女漫画乗線。渚もお目目キラキラ系イケメンではなく、黒目に塗りつぶされた絵柄のイケメンなので、シンプルな絵柄だと思います。
② 話: 主要キャラに心の傷があり、少しずつ解けていくそんな作品なので、バーっと・ドーンっと豪快な話が好きな人には向かないと思う。言い方は悪いけど作者のエゴが丸出しの作品なので、感性ではなくエゴが入った作品が苦手な人にも向かないと思います。私は純粋に女性漫画として読み、いい作品だな・・・っと思い購入しました。
(全12巻 これから加速する、マキと渚の関係がすごい好きです。)
③ 料理: 知らない食材名が乱立しているが、女性だと試してみたい!!っと思える料理がレシピ付きで沢山載っている。
*電子書籍だとレシピが掲載されているかは未確認。
2016/9/17現在 仕事でとても激務のため、野菜嫌いな私も流石に野菜とらないと肌が寝不足で肌が死ぬ・・・っと思っているので、ベジタリアンの渚のレシピは本当に役に立ちます。個人的に一番簡単で需要があるかなと思うのは1巻の「冬野菜の雑穀スープ」今は夏野菜で作ってますが、刻んで煮る、しかも押し麦を入れるので腹持ちがいい!レシピだけ本もでています↓
Ⅲ. 映画
9/10より実写映画にもなっているのですが、上映劇場が少ない・・・
イオンのTOHO系列のみって・・・しかも一部って。田舎で私の地元近くでは上映されていないため、ソフト化されたら絶対買う!
ちなみに↓が実写版
林遣都君と川口春菜さんが好きな俳優なので見たい!
林君は荒川アンダーザブリッジから応援していて、ちょっと細すぎるので心配になりますね。ピース又吉の火花のドラマにも主演していたり、最近また出演作が増えてきて嬉しいです。
春菜ちゃんはヤンキー君とメガネちゃんから気になり、ホスト部実写で可愛いなぁ。っと思い・・・どんどん綺麗になっていきますね。羨ましいです。
この役マキは少し気が強い役なので、きっと上手く演じてくれているのでしょうね。
あぁ・・見たい。
だって、公式ツイッターに変な画像が・・・
なんぞ?このシーン!!!
なんで真剣祐(馬場園)と林遣都(渚)が楽しそうにブランコ??!!
しかも馬場園なんで靴脱いでんの?!気になる。
早くソフトになってくれ!!
9/18 予定が入らなければ にがくてあまいの ネタバレ残り7/12巻更新したいと思います。
では、映画ではなく漫画でしたがこの辺で。
今週のお題「プレゼントしたい本」
(仕事を頑張っている女性に)