三月による 感想、ネタバレ日記

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ただ、君を愛してる(映画) とても好きな恋愛映画 ネタバレ

ただ、君を愛してる(映画)

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「生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋」

恋すると解けてしまう魔法。

 

キャスト:(省略して2名のみ記載)

瀬川誠人 :玉木宏、里中静流 :宮﨑あおい

2006年公開

 【簡単なネタバレ】

 誠人はコンプレックスのある大学生。人とは一定の距離を置いて付き合っていた。

 静流には秘密があった。ある魔法が掛けられており、魔法が解けてしまうと・・・

 

 ある日誠人は、歩道を渡ろうと手を上げている静流を発見する。誠人は静流に声を掛ける、これが、誠人と静流の出会いである。

*その際になかなか渡れない静流に誠人は不思議な感覚を覚え、彼女に向けカメラのシャッターをきる。

 静流もまた、誠人の事が気になり、誠人との接点を増やそうとカメラを始める。

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そして二人の交流が始まる。だが誠人には好きな人がおり、静流の事をはいつも一番近くにいるため、女性とは思っていなかった。

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 楽しい時間は早く過ぎていく。魔法も解けていく・・・

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静流は誠人に恋をしていた。

 静流は誠人に、誕生日プレゼントとして「キス」をお願いする。

・・・魔法は解けた。そして、誠人も静流への気持ちに気づいた瞬間であった。

だが、静流は突如、誠人の前から姿を消してしまう。

 誠人は姿を消した静流の事を気に掛けていた。好きだった女性から告白を受けるも、誠人は静流への思いでいっぱいのため告白を断った。

 

 月日は流れ数年後、カメラマンになった誠人へ静流から突然の手紙が届く。

そこには、ニューヨークで個展を開くと。

誠人は急ぎニューヨークへ向かう。

静流は居なかった。彼女は手紙が届く数ヶ月前に亡くなっていた・・・。

 静流は成長すると死んでしまう、特殊な病気を抱えていた。

それでも、静流は誠人への思いの為、自ら魔法を解き、成長する道を選んだ。

 個展には様々な写真があった、そこには成長した静流の写真が・・・

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そして、静流のフレームから見た沢山の誠人。

そして最初で最後のキスの写真

 

 静流は誠人の為、自分は生きているように装うための沢山の葉書を用意していた。

少しずつ届いていく葉書、それを誠人が受け取る・・・

END

 

【備考】

 この作品は、「いま会いに行きます」の市川拓司さんの作品。

別作品「恋愛寫眞」のもうひとつの物語として発売されました。 

 三月は初期のころの市川拓司さんの作品が大好きで、

「Separation―きみが還る場所」はドラマ「14ヶ月」で原作を知り、そこからファンになりました。

 彼の作品では「Separation―きみが還る場所」恋愛寫眞 もうひとつの物語」「ただ、君を愛してる」「そのときは彼によろしく」 とてもお勧めです。


【感想】

 物語が切なくて、優しくて。映像が自然の温かみに溢れていて。

そして、全てが調和されるような、切なくも暖かい物語の〆に、涙なしでは見れない。そんな作品でした。

 ヒロインが亡くなるという悲しい終わり方なのに、静流は誠人の為に一生懸命に生きて、少女から美しい女性へ成長した。さらに、生きているように葉書を一生懸命書き。

魔法がとけるというより、魔法がほどける、見ている側が、暖かい気持ちになる映画です。

 

 そして、宮崎あおいちゃん・・・可愛すぎでしょ?!!これは本当にびっくりする。

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メガネボブの宮崎あおいちゃん。これはきっと神からの贈り物・・・

 

作品もしっかりと、丁寧に作られて居ますが、宮崎あおいちゃん

また、玉木君、小出君、黒木メイサさんと、目の保養になる俳優さんも多く出演されていて、

とてもお勧めの映画です。

 

恋愛映画ですが、ベタベタの恋愛ではなく、優しくも暖かみのある恋愛。

今年の夏に見て見るのはいかがでしょうか?

 

では、また!

 

今週のお題「映画の夏」