スーサイド・スクワッド ネタバレ感想
プロモーションや予告の内容を鵜呑みにして見に行くと、若干残念な気持ちになる映画。
Ⅰ【感想】 Ⅱ【キャラ】 Ⅲ【ネタバレ】 Ⅳ【その他】
Ⅰ【感想】
・・・ぶっちゃけ、想像していたのと違って。面白くなかった。
三月が想像していたのとは異なりという意味であり、変な期待をしなければ面白い作品なんだとは思う。
1. キャラ設定が緩い
私はヴィランが主役。DCのイカれたヴィランの集団が、ハチャメチャするのを見たかった。だが、何?なんでタダの寄せ集めのヴィラン同士が少し共同戦線したら、仲間だの愛だの言ってしまっているのか?!
なに、ヴィランと軍人仲良しごっこしてるのか。
確かに国家危機ともなれば人々は手と手をとりあうだろう。だが、DCのヴィランは頭がイカれてる。
故に正当法が通用しないキャラだと、勝手に想像した私が悪いのかもしれないが、終始この辺りが見ていてイライラさせられた。
特に、ハーレイとジョーカー!!キャラ緩いよ。ただのラブラブカップルだよ。
原作のハーレイはもっと、ジョーカー狂いで、ジョーカーですら引くほどの迫りっぷりなのに、ただのクレイジー彼女なだけじゃないか!!ただ可愛いだけじゃないか。
末永く爆発しろ!
それとジョーカーは、うーん。彼女思いの良い奴な印象にしかならないかも。
バットマンのダークナイトのジョーカーの印象が強いと、今回はライトジョーカーかな?
2. 国家の存亡を揺るがす状態なのに、色々ザルすぎる展開
もはや何の軍隊だかすらわすれましたが、魔女の心臓の保管方法ザルすぎるでしょ!!だってたった一人の男に24時間魔女見張れったって、その軍人はいつ寝るんスカ?!
しかも、魔女どこにでも瞬間で移動できるのに、心臓は罠が付いているだけのケースに入れて、偉い人が持ち歩いているってどういうセキュリティー管理ですか?!
日本企業もビックリのセキュリティーのせいで国家危機ですわ!!
3. 下手すりゃ海外ドラマのほうが面白い
ストーリーなんて有って無いような、ドタバタ映画なら、それはそれで面白いんだろうけど、数名のキャラを掘り下げる為に、変な人情ストーリー入れた。故に本筋の扱いの雑さが目立つ状態となってしまった。
ヴィランの扱い、ストーリー共に、
海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」の方が断然面白い。
また、DCキャラを出しまくってお祭り状態にしたいだけなら、
海外ドラマ「ARROW/アロー」の方がまだ面白い。
まぁ、1100円なら見てもいいかな。
ハーレイ可愛いから見よう。
アメコミ好きなんだ!
話題作だから見よう。
そんな、軽い気持ちで見に行った方がいい作品です。
Ⅱ【キャラ】(一部のみ紹介)
ただただ可愛い。
公式でスクワッドのアイドル的存在と記載されているが、
アイドルというよりマスコットかなという印象?
一応強いけど、もっとチートな強さのキャラが居るので、
彼女の強さはそこまで目立たない。
アベンジャーズで言うと、「ブラック・ウィドウ」の様な強さ。
ジョーカーの精神医をしていたが、
逆に狂わされてジョーカー大好きなクレイジーヴィランとなった。
キャラ設定、劇中のセリフで彼女は恐怖を持たない。的なこと言ってたけど、
恐怖の顔はするわ、怯える顔はするわ、落ち込むわ・・・
キャラ設定の崩壊が一番ひどい子だと思う。でもそこが可愛いのですが。
吹替版、すごい甘ったるい声でなんか脳内汚染されそうでした。
・デッドショット
チートすぎる。
放つ銃弾は100%100中だし、冷静だし、優しいし、仲間思いだし。
??あれ?ヴィランじゃなくない?そんな何だかよくわからないキャラ。
ともかく強い。敵で肉体強化された人間が迫るシーンで、軍人がどうにも出来ない状態で、彼がほぼその敵を全滅させるというシーンでは、
・・・「ぇ?」っと映画を見ている人間も驚かすぐらいのチート力を持っている。
劇中で「リックがまた攫われた!」とか
「リックを囲んで守れ!」とか
名台詞を残してくるところも伝説の男ウィルスミス。
映画を見ていて終始・・・
彼とアリスがいれば、映画バイオハザードの世界が救えるかもしれない。
そう思えてくるぐらいチート。
・リック・フラッグ
うーん。ただ命令する人。なんも役にはたっていない。悪人じゃない。
それと、
よく攫われるお姫様。そう、ヒロイン!
・カタナ
まぁ、もはやストーリーと何ら関係ない、ただ強いキャラ。悪人じゃない。
紹介に上げた理由としては、この人も可愛い。
周りがガタイの良い外人だらけの中に、日本人女性がまじる
=カタナ小せぇ・・・かわええ・・・
ただそれだけ。
・ジョーカー
ハーレイ思いの優しい彼氏。
出番少ない。残酷すぎるユーモアは、この作品では一切語られていないので、主要キャラとして公式に載せるのはどうかと思われる。
俳優やキャラが悪いというより、あくまでゲストキャラ扱いのため、キャラ性等色々素性不明。
吹替版はテラ子安
・エンチャントレス
この作品のラスボス。
何らろうクネクネクネクネしながら、魔術を実施したり、物理攻撃してきたり。魔女っぽいっちゃぁ、魔女っぽいが・・・
現世の人間は自分たちを敬うことをせず、自分の心臓人質に使役してくる。
=人間にくい。世界を征服してやろう!!!
ぇ? 今時こんなベタな敵も珍しいぐらい、ベタなラスボス。
自身が強いのに力に溺れ、倒されるところもとてもベタ。
ちなみに相手を虜にはしない。
肉体の持ち主と軍人のリックは恋人。
それと紹介文ですが、美魔女って表記、日本だと捉え方が変わるので、美しい魔女または魅惑の魔女に変更した方が良い。
吹替版はみゆきち
以下色々なキャラがいますが、略。
Ⅲ【ネタバレ】
DC世界スーパーマンが去り、人ならざる力に怯える人類。
人ならざるものが再度攻め入った際に、対抗策として打ち出されたのが
「スーサイドスクワッド」-悪逆非道で死刑執行が決まっているヴィランの決死隊。
1. 各キャラの紹介から始まる
ハーレイは元精神科医。ジョーカーにより狂わされ、ジョーカーと共に闇の世界を牛耳る。名の通りクインとなった。
デットショットは凄腕殺し屋。愛娘には弱く、愛娘のためにバットマンに捕まったしまった。
等など。
2. エンチャントレスの暴走
エンチャントレスはリックの恋人の中に閉じ込められているが、人に使役されることが嫌になり、密かにエンチャントレスの弟を蘇らせた。
エンチャントレスの弟の力により、人の使役から開放されたエンチャントレスは世界征服のための壮大な魔術を発動させる。
3. スーサイドスクワッド行動開始
エンチャントレスの暴走を止めるために集められた、ハーレイ等スーサイドスクワッドのメンバー。
彼らは、軍の命令を逆らうと首が吹き飛ぶ爆弾を埋め込まれ、無理やりエンチャントレスとの戦いに挑むことになるが。
役に立たない軍人を尻目に、敵の雑魚共をバッタバッタと倒し第一の目的地まで到着。
4. ジョーカー様のお出迎え
第一の目的地で、目的である要人を救い出した彼らだが、そこにジョーカーがヘリで現れる。
彼は首の爆弾で自由になれない、ハーレイを救いに来たのだ。
まんまと二人で逃げ出したハーレイとジョーカーだが、軍がジョーカーのヘリを撃墜させてしまう。
ジョーカーは爆発の最中、ハーレイをヘリより落とし、彼女の命を救うのであった。
爆発するヘリは、ビルに激突し炎上してしまった・・・・。
5. 倒すぜエンチャントレス
今回の国家危機はエンチャントレスの暴走、そしてそれは軍が不甲斐ない故の尻拭いと気づいた、スーサイドスクワッドの面々。だが、なんだがよくわからないうちに仲間意識が芽生えていたので、仕方ない倒してやろう。そんな展開になる。
6. 可愛いハーレイ
エンチャントレスは強力だった、だが、裏切ったと見せかけたハーレイが
「仲間をいじめないで!」とエンチャントレスに斬りかかったことで、勝機が生まれ、魔術ホールに爆弾を投げ込むことに成功し、エンチャントレスを倒すことが出来た。
*仲間をいじめないで! デットショット等のヴィランと多分軍人リックも含まれている。ジョーカーはこの際は居らず、ハーレイにとってジョーカーは仲間ではなく恋人なのでこの言葉には含まれない。
7. 愛
世界を救うために奔走してくれたスーサイドスクワッドメンバーだが、もちろん開放されることなく、また牢獄へ際投獄となってしまうが・・・
ハーレイの牢獄がぶち破られる。
そこにはジョーカーが、
ジョーカーは生きていた。
そして、愛するクイン、ハーレイを救いに来たのだ。
END
いつもより、めちゃめちゃ端折ってネタバレ書けた。
それだけストーリーに厚みもないし面白みもないということです。
これ、
ヴィラン達は果たして、世界を救うことができるのか?
ヴィランは友情を育むことができるのか?!
そんなコンセプトの宣伝してくれれば、なんとなく納得できた作品ですが、
クレイジーな奴らがとか悪役がとか全面に押し出した、内容とかけ離れた宣伝をしてくれたおかげで、
こっちとら、消化不良起こして
お口直しに「君の名は。」また見に行っちゃいましたよ!!!
こっちとら、クレイジーな映画を見に行ったんだよ!!このワクワクを返せ!!
スーサイドスクワッドはそんな映画でした。
Ⅳ【その他】
また、話は変わりますが、
「四月は君の嘘」は9/11に見てきましたが、これも見なきゃ良かった。
アニメが良い出来だったし、「ちはやふる」も良いできだったので、
今、日本の実写映画も結構イケるんじゃない??!!
そんな軽い気持ちから「四月は君の嘘」みにいったら、
あーぁーあぁああーーーー。
なんだろう、これ監督が悪いのかな・・・
キャストの演技がキャラクターと合ってなさすぎる。
無理やり演じている感じが半端ないし、特に目立った工夫も凝らしてないし。
ただ、演技がそこそこできる人気の役者集めて映画作ってみました。
作っただけそれだけの作品でした。
ネタバレはアニメ見て!至高の出来だから!!!
後もう一件。
映画「にがくてあまい」私の住まいは田舎故にやっておらず、見れていません。
見に行きたい気持ちが溢れてしまい、原作漫画を購入し読み終わりましたので、
近日ネタバレを紹介したいとは思ってます。
野菜嫌いな人でも野菜を食べてみようかな。そんな風に思える優しい作品でした。実際読み終わった後大量の野菜料理を作ってしまいました。
三月は野菜がとても苦手なので、この作品に出会えて良かったとも思いました。
最近仕事が忙しく帰宅が夜遅くなってしまうので、
頃合いを見てネタバレを載せたいと思います。
【ネタバレ予定】
◆漫画
・にがくてあまい(全12巻)
・累(8巻まで)
◆映画-公開予定
・「少女」10/9公開
・「GANTZ:O」10/14公開
・「機動警察パトレイバーREBOOT」10/15公開
・「スタートレック」10/21公開(見に行けるか未定)
・「デスノート」10/29公開
・「ミュージアム」11/12公開
・「ファンタスティック・ビースト~ハリーポッター~」11/23公開
・「バイオハザード ファイナル」12/23公開
・「虐殺器官」公開日未定2016冬
他旧作映画も、
ちょいちょいネタバレできたらな~っと思っています。
更新が少し遅れ気味ですが、まだまだ続けていきますので、
よろしくお願いします。
ではでは、この辺で。
また~