パフューム ある人殺しの物語 (平日の簡単な映画感想とネタバレ)
パフューム ある人殺しの物語 (原題: Perfume)
平日なのでさっぱりと感想 過去映画2007年公開 R-12指定
・救いが無い。
・切ない。
・エロティック。
・グロイ。
・痛い。
・なんか、香水の匂いではなく。錆びと、雨の日のアスファルトの匂いがしそう。
・みんな不幸。
・でも、アラン様でてるよ!!!
◆満足度:8点(10点満点中)
◆簡単なネタバレ-ざっくり+表現が難しいので少し違うかも:
主人公ジャンは奴隷として生きてきたが、優れた嗅覚の持ち主だった。しかし、教養は無く、人としてはうまく生きれなかった。そんな彼の切ない物語。
町で運命の出会いを果たした。美しい香りを放つ女性と、町に漂う芳しい香水の匂い。彼の歯車が急転直下で進んでいく。美しい香りを放つ女性を殺めてしまう。その後、美しい匂いを保つ方法を学ぶ為、香水学の道に進む。(才能を見初められたりして、奴隷からは開放されている。)
教養が無い、または、美しい匂いにしか興味ないためか、女性を殺めて匂いを抽出するという恐ろしくも、おぞましい手法に手を出してしまう。
12人の女性の匂いを完成させるべく。最後の一人に手を掛け匂いを手に入る。12人の女性の香水を完成させたたところで、ジャンは捕まってしまう。
女性殺害の罪でジャン処刑の日、処刑場の上で処刑を見にきていた大衆にジャンは自ら作った、12の女性の香水の匂いを放つ。
大衆はジャンの作成した香水に陶酔、正常では居られない状態となる。処刑官も正常ではなくなり、ジャンは自由の身となる。
ジャンはそんな大衆に絶望したのか、処刑場を後にして、自らの出世地へ赴く。
ジャンの出世の地は、食べるのもままならない人々が暮らしている。
ジャンは出世の地に着くと、自らに12人の女性の香水を浴びる。
そこへ、人々が集まり・・・ジャンを愛おしさ、愛おしい匂いの為、食○てしまう。
そして、ジャンはこの世から消え去ってしまう
END
◆感想:
面白さを求めて見る映画ではなく、疲れているときに見て、更に心を闇のに沈めたいときに見る映画。作品の出来としては満点なのかもしれませんが、見ると、とても疲れるので満足度は何故か下がる。そんな映画です。2年に1回は見たくなります。
映像も特殊技術やCGをドーンと魅せるのではなく、自然体。それと、音楽がとても美しい、気がする・・・
ストーリーとしては
彼は純粋だった。人ではなかった。美しい匂いに焦がれた、それだけだった。それ故に、他から見ればただの大量殺人鬼・・・
彼は孤独だったのか、それとも目的を果たし幸せだったのか・・・そんな切なさが感じられる作品です。
暗くなったので、出演俳優さんで気になるお二人を紹介!
(むしろこのお二人の為に見た。)
ベン・ウィショー
そう、ダニエル・クレイグ演じる007のQ役の人!
個人的に凄いQ好き。そう、メガネだから。スーツだから。・・・すみません。
左(スマホだと上)が最近のベン・ウィショー
右(スマホだと下)が本件の「パフューム」のベン・ウィショー
いえ。すみません。パフュームはとても暗く救いの無い物語です。作中ではこんなお茶目なお顔は拝見できませんよ。
っというか、「パフューム」の作中の写真は、暗くてとてもブログにお載せできません・・・
次!
なんと、あの。
アラン様がでてるんだよ!! アラン・リックマンさまだよ!!!
名前聞いてもピンと来ない人は
ポッタァ・・・スッ ちょっと思い浮かべてください。
浮かびましたか?
正解は
我輩でした!!!
ふざけましたが、アラン様とても大好きな俳優さんでした、
お亡くなりになられたと知ったときは、
「ラブ・アクチュアリー」を見たり、
「ダイ・ハード」を見て彼の生前のお姿を目に焼き付けました。
そして、ネタバレには触れて居ませんでしたが、ジャンが最後に殺害した女性のパパがアラン様でした。
有名音楽家風アラン様
うん。強そう。
話は完全にそれましたが、
友達に、お前五月蝿い少しは落ち着け。
や、
元気が有り余りすぎて周りに迷惑掛けてる方は、
この映画:パフュームを見て見るのはいかがでしょうか?
今週のお題「映画の夏」