君の名は。(映画) あらすじ、ネタバレ詳細3
警告】この作品はネタバレ等の予習はせず、予備知識ゼロで映画を見ることを推奨します。
◆ネタバレ無しの感想は下記に。
◆ネタバレ詳細1
◆ネタバレ詳細2
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*表題が赤は瀧の体に三葉がいる時。表題が青は三葉の体に瀧がいる時の内容。
【ネタバレ詳細3】
59. 三葉はご神体-瀧
父親は三葉ではければ説得できない。ここままでは、間に合わない。
三葉を探さなければならない、三葉はどこに・・・瀧の体は今どこに・・・
『結び』・・・感じる。ご神体、あそこに居る。
瀧(三葉)はテッシーに自転車を借りご神体へ続く山を登る。
60. なんで・・・-三葉
三葉(瀧)は目を覚ます、体が瀧君になっている。ここはどこだろう。
外に出るとそこは、見慣れた風景。糸守町のご神体の山。
「どうして瀧君はここに居るんだろう?」
ご神体から山の山頂へ歩き始める、三葉(瀧)は消えてしまった、糸守町を目にする。
三葉の記憶が呼び起こされる、瀧君に覚えててもらえなかった日、翌日の祭りの日。
そして、『彗星』が割れ隕石となり、頭上に降り注いだ日のことを。
「私死んだの・・・」
61. 三葉の記憶-瀧
瀧は自転車が途中では登れなくなり、三葉の細いからだで懸命にご神体のある山を駆け上る。
同時に三葉の記憶が駆け巡る。
昨日(瀧でいう三年前)瀧に会いに行ったこと、一生懸命話掛けたこと。けれど瀧には覚えててもらえなかったこと。そしてとても悲しい気持ちになったこと。傷つき髪を切ったこと・・・。
三葉は瀧の三年前、会いに来てくれてた。そして『朱色の組紐』を俺にくれたんだと。初めてすべての点と線が繋がった。三葉に会いたい、三葉に会わなければならない、ボロボロになりながらも懸命に山を登り続ける。
62. どこ?-三葉・瀧
ショックからうずくまる三葉(瀧)。そこへ声が聞こえる。
私の声、三葉の声で「三葉!」と懸命呼ぶ声。
辺りを見回すも山頂には人影はない。
私も懸命に叫ぶ「瀧君!」
山頂、瀧(三葉)は辺りを見回すも人影はない。
でも、いる。確かにココに。
更に強く三葉の名を呼び山頂を走る。
それに答える三葉(瀧)もまた山頂を走る。
姿は見えない。
が、今。すれ違った!
二人は振り返るも姿は見えない。
だが居る。すぐそこに・・・
63. 届かない手-三葉・瀧
瀧(三葉)は手を伸ばす。
三葉(瀧)も手を伸ばす。
指は空を切り、何にも触れることは無かった。
64. 彼は誰時(かはたれどき)
夕方、それは”かたわれどき”。
「かたわれ時だ・・・」二人の声が重なる。
65. やっと会えた。
正面に三葉が居た。泣きそうな顔で。
正面に瀧君が居た。微笑みながら。
もとの体に戻り、自らの体で互いを見つめ合っている。
三葉は大きな瞳に涙を浮かべ、大粒のしずくを零し泣いてしまった。
瀧は言う、「お前に会いに来たんだと」
三葉はどうやって会いに来たの?私は死んでるのに・・・っと。
瀧が三葉の『口噛み酒』を飲んだと言った。
はっ?飲んだ????私が咀嚼した『口噛み酒』を飲んだ???!!
三葉は瀧に変態!と投げかけつつ、入れ替わっている時に胸触ってた!とも咎める。
三葉は瀧の腕に巻いてある『組紐』に目をやる。
瀧は『組紐』を腕から外し三葉に手渡す。
「(俺には三年前)知り合う前に来るなよ、言われてもわからないから」と。
「三年俺が持ってた。今度は三葉がお守りとして持っている番」だと。
三葉は受け取った『組紐』をカチューシャのように巻き横で蝶々結びにする。
三葉は瀧に「どう?似合う?」というも、瀧は「う・・・ん悪くはない」
曖昧な返事をし、似合ってないと思ってる!!と瀧は三葉に怒られてしまう。
66. 迫る時、三葉に託す使命
瀧は三葉に隕石落下でも助かる方法を伝える。
そして遠くの空に『彗星』が見え始めていた。
67. また会える時まで
瀧は、眠り目が覚めても忘れないようにと互いの手に名前を書こうと提案する。
そして三葉の手のひらに、瀧が書く。三葉にサインペンを手渡し、瀧の手のひらに書こうとした瞬間。
”かたわれどき”が終わったのだ。
68. 君の名は・・・・-瀧
三葉の名前は瀧の手の平には書かれなかった。
「言おうと思ったんだ、どこにいてもまた必ず会いに行く」と・・・。
「君の名は三葉!」叫ぶ瀧何度も何度も。
目から涙がこぼれ落ちながら何度も何度も・・・
「君の名は・・・」思い出せない・・・
慌ててペンを取り手の平に名前を書こうとするも、
「どうして、ここにいるのか・・・」
どんどんと霞がかっていく記憶。
「大切な人、忘れちゃダメな人。忘れたくなかった人!」
誰だか思い出せない人・・・
その人との思い出も、その人への感情も、
少しずつ霞の向こうへ消えていく・・・。
69. 瀧の思いを胸に-三葉
三葉は『彗星』が落ちる前、夕方の山道を懸命に下った。
「瀧君、瀧君!」と何度も彼の名前を繰り返し・・・
70. 三人で犯罪者-三葉
山道を下り終え、瀧君の予定通りテッシーと合流し、用意した爆薬を使い町の発電所を爆発させる。
さやちんが、防災無線を使い「爆発事故、山火事の恐れあり、高校まで避難するように」の放送を流す。ひたすら繰り返す。
71. のんきな町の住人-三葉
爆薬により、実際小規模ではあるが火事と爆発は発生した。だが、町の住人は避難しようとしない人もいる。このままでは間に合わない・・・
72. 思い出せない-三葉
そんな最中、三葉は思い出せずにいた。彼の名前を・・・。
だがテッシーに今はそれどころではない、と本使命を諭され町長の役場まで走りだす。
73. 無線バレた-三葉
無線のハッキング先がバレ、さやちんが捕まってしまった。そして防災無線は終わり、役場本職員から「事故確認中、その場で待機」の指示が住民に流されてしまう。
74. 彗星が割れた-三葉
『彗星』が遠くの空で分裂を始めた・・・。時間がない。
75. 綺麗な夜空-瀧
中学生の瀧はニュースで『彗星』の核割れの報道を見る。
ベランダに出て空を見上げると。
『彗星』より、朱色の光を携え落下する隕石を見ていた。
それは夢の景色のように、ただひたすらに、美しい眺めだった。
76. 君の名は?-三葉
彼の名前が思い出せない、懸命に走りながらも、
彼の名前を誰の名前を?思い出そうとする三葉。
三葉は転んでしまう。転び、目の前には自分の手が、
誰かが言った「目覚めても忘れないように名前を書いておこう」と。
そっと、三葉は自分の手を開く、そこには・・・
「すきだ」
体は疲れ果てボロボロだ・・・それでも、三葉はまた走り始める。
名前が解らない彼・・・その人に、
また逢うために。
生きるために。
77. そして、三葉は父親と対峙する
母二葉を愛した父、母が死に、愛していたのは二葉であり、宮水家ではないと、三葉と四葉をおいて出て行った父と・・・三葉はじっと父を見つめる。
78. 就職活動-瀧
高校を卒業し就職活動を行う瀧だが・・・どうも・・・うまくいかない。
司と真太とは今だに仲がよくつるんでいるが、司も真太も内定がでている。
二人はからは絶望的にスーツが似合ってないからだと言われてしまう・・・。
久々に街に来た奥寺先輩とも待ち合わせて会った、彼女からもスーツが似合ってないから落ちるのではないか、と言われてしまう・・・。
色々話し、別れ際に彼女の左手の薬指に光るものを見つけた。
79. 5年前の彗星落下-瀧
5年前、日本のとある場所に『彗星』が核割れし隕石となり降り注いだ地があることを、ニュースが報道している。
誰も予期できない自然災害だった。その町は壊滅したが、急な町の避難訓練により、被害範囲外に避難しており、殆どの住民は助かったという。
高校生のある時期瀧は、何故かこの災害に興味を持ち、司と奥寺先輩と共に現地に行く等、強い熱を持っていたが、今となっては、あの思いが何なのかすら思い出せないでいる。
80. どこかで聞いいたことある名前-瀧
コーヒーショップで瀧は就活の疲れを癒やしていた。
背後で変わった訛りを話す男女が結婚の話をしている。どこか耳につく訛り。
「テッシー式までにはヒゲを剃ってね」
何かが気になる、瀧は振り向き、理由もわからないまま、その男女から目を離すことが出来なかった。
その夜は雨だった、帰路で傘をさす。すれ違う人々も傘をさしている。
一人の女性とすれ違った時、なにか・・・なにか気になり、ふっと女性の方を見るも。何も思い出せないまま、瀧は再度帰路に着く。
その瀧の後ろ姿をその女性も見ているのには気づかずに。
81. 誰かを探している
朝、目が覚めると涙がこぼれ落ちることがある。いつからだろうか。
電車社会人となった瀧は日々を懸命に暮らしていた。
毎日の満員電車、すれ違う対向車両。
朝、目が覚めると涙がこぼれ落ちることがある。いつからだろうか。
髪を結い、女性らしいセピア色の服を着る。
毎日の満員電車、すれ違う対向車両。
いつも誰かを探している。
そして、すれ違う対向車両に
その人は居た。
82. 大切な人、忘れちゃダメな人。忘れたくなかった人
瀧は電車を降り彼女を探す。
彼女は電車を降り彼を探す。
そして出会った。住宅の間の細い階段。
彼女は階段の上。
瀧は階段の下。
二人は目が合う。
彼女は階段を俯いたまま降りていく。
瀧は階段を俯いたまま登っていく。
すれ違う、二人は互いに言葉を交さない。
だが、二人は何かを共有するように、同時に振り返る。
やっと逢えた。
「君の名は。」
END
【ネタバレ解りやすく端的編】
1.都会の高校生の少年:瀧と、田舎の高校生の少女:三葉が、
遠く離れた地なのに心が週2~3回のペースで入れ替わってしまう。
2.互いに入れ替わった際のルールを設けつつも、周りと親交を深めたりし楽しく高校生活を送っていた。
3.二人は互いを知るうちに、惹かれ合いが、心の入れ替わりが急に起きなくなる。
4.瀧は彼女が心配になり、三葉を訪ねる旅にでるが、三葉の住む糸守町は3年前の彗星により壊滅。数多くの住人が亡くなっており、三葉の親友、三葉の家族、そして三葉の名前が犠牲者名簿にしるされていた。
5.三葉は3年前に亡くなっていた、3年間のズレて彼らは入れ替わっていたのだ。そして三葉は彗星が落ちた日に直面し、入れ替わりが行われなくなったのだ。
6.瀧は自らの記憶から消えゆく三葉に再度会うため、彼女の半分『口噛み酒』を奉納した地へ赴く。
7.彼女の半分を飲み、瀧は彗星が落ちる日の三葉の体で目を覚ますことに成功した。
8.瀧は友人を説得し、町民を助けるための計画を立てる。最終的には三葉の父である町長の助けも必要となるため、三葉として町長に対峙するも、あしらわれてしまった。
9.瀧は瀧の体に居る三葉に会おうとご神体の地を目指す。
10.カタワレ時にの結びにより、瀧と三葉は出会う。瀧と三葉は実は三年前に出会っており、三葉は瀧に自らの髪留めとして使用していた『朱色の組紐』を瀧に渡していた。
瀧は三葉を、糸守町の住民を救う方法を三葉に託す。
11.互いを忘れぬようにと互いの手に名前を書こうとするが、瀧が三葉の手に書き終わり、三葉が瀧の手のひらに書こうとしたことろで、カタワレ時の終わり、互いの記憶が薄れていってしまう。
12.三葉とテッシーさやちんで町民を助けようとする作戦を決死するも、大人の手によりイタズラだと阻まれてしまう。
13.自らの父である町長に助けを求めに走る三葉は転び、くじけかけるも、手のひらに忘れてはいけない人が書いた「すきだ」と言う文字を見て再度走りだす。
14.三葉は町長を説得し、住民は彗星被害から救われたのだ。
15.瀧は大学を卒業し満員電車で通勤。瀧により救われた三葉も都会で満員電車で通勤。二人はすれ違う車内から、互いを見つける。
16.そして、二人は探し出せた、
「大切な人、忘れちゃダメな人。忘れたくなかった人!」
を
そして「君の名は。」互いに言う
ここからまた、瀧と三葉の世界が交わるのであった。
END
【個人的に】
すごい好きです、この作品。でも、もしよければ別エンドも見てみたいなーと思っているのは、三葉は助かるけど、二人は
いつも誰かを探している。 そのままEND出会えないENDハッピーだけど苦いENDも見てみたい気がする。いや、それはそれで瀧君が報われないし苦すぎるのだけど。
監督の苦いEND好きなので、とても見てみたい。
本当にすみません、なんでこんな事に。
なんで小説書き始めたのか良くわかりませんが、約半日近く費やしてしまった・・・。
この作品好きすぎて、頭の中でメモしたことを、どうしても書き起こしたくなった。
小説みたいに長く書いたの初めてなので、本当にクレームはご勘弁ください。
一人称が瀧だったり三葉だったり私だったり俺だったりこの作品を一度見てないとわかりにくいネタバレだな・・・っと感じております。
しかも、こんな長文に・・・
自分を抑えられないって怖いです。
もしネタバレ1・2・3と読んでいただいていたら、
乱筆乱文、時系列失念しているのにお付き合い頂いてありがとうございました。
8/29~8/30は台風予定?
会社から帰れないとイケないので・・・
先に明日と明後日はブログの更新止まるかもしれません(><:)
では、ものすごい長くなりましたがこの辺で。
また~。