パッセンジャーズ(映画) ネタバレ・感想
世間では、言い作品と感じるか、イマイチと感じるか評価が分かれる作品。
ラストのオチを知らずに見るととても面白みのある作品。
そして音楽がとても綺麗。
【ネタバレ 結末まで】-見返しながら記載したので大体あってる
1. 航空機事故
航空機事故が起こった。機体は真っ二つ、残骸も広域に飛び散り、客席は露出し、炎上。原因は不明の報道。酷い状態の現場にもかかわらず、生存者が数人いる模様・・・
2. 修士号・博士号を複数持つクレア
恩師からの依頼でセラピストとして、病院内の生存者のもとへ向かうクレア。恩師との再会で和やかな雰囲気は一転し、病室内は事故の影響からか、医師や見舞い客は皆返事を返さない、とても重々しい雰囲気だった。
3. 生存者エリック
彼は他の人々と違い、友好的ではあったが、クレアの薦める生存者のグループカウンセリング参加を拒否する。
エリックは不思議な事をクレアに言う。「女の姉妹はいるか?」「この先なにがあるかわからない、今すぐ電話したほうがいい。」っと。
クレアはエリックと初対面だ、女の姉妹がいる事など話してもいないのに・・・。
4. 面識の無い謎のおばさん
クレアが忘れた洗濯物を預かってくれた。だが、時々クレアの自宅の新聞紙が溜まっている、「よければ預かりましょうか?」と妙な親切に接してくる。
とても優しい笑顔で「クレアね。」っと名前も言ってきた。
クレアはこのおばさんとは面識がなく、何故名前を知っているのか、何故微笑みかけてくれるのか。不思議でたまらなかった。
5. 電話をかけるクレア
姉妹へ、電話をかけてみるも。留守電となり繋がらなかった。
6. エリックの夢
エリックは飛行機事故の夢にうなされ起きた。そして、外から犬の鳴き声。
見た事も無い犬だが、尻尾を振り、エリックを呼んでいるように見えた。
7. 1回目グループカウンセリング
グループカウンセリングには生存者のうち4名。エリックは来なかった。
メンバーは事故当時の記憶を話しているが、少しずつズレがある。
そんな最中、窓の外にスーツを着た見知らぬ男性が佇んでいた。
8. 飛行機事故の疑惑
カウンセリングのメンバーより、事故前に乗客が怯えていた。事故前に炎を見たなど、不審な点を感じ、クレアは航空会社の代表アーキンに、事故の真相を確かめに行くも、パイロットによるただの操縦ミスとあしらわれてしまう。だが、彼は何かを隠している・・・そんな雰囲気だった。
9. エリックとのカウンセリング1回目
エリックにカウンセリングを勧めるため、クレアはエリックの家に来ていた。
エリックは何故かクレアのコーヒーの飲み方を知っていた、「砂糖とミルク入り」。
クレアは不審に思うも、エリックとの会話を継続する。エリックはクレアからのカウンセリングを受ける事になった。
だが、彼はグループカウンセリングは頑なに拒否をする。
10. 2回目グループカウンセリング
生存者のディーンという男性が来なくなった。
クレアはメンバーのシャノンという女性を、誤った接し方をし傷つけてしまうのでした。
そして、メンバーの一人、ノーマンという男性があわてた様子でクレアに車で行ってほしいところがあると言う。たどり着いた先で、ノーマンは一人の男が佇んでいた。1回目グループカウンセリングの際に、窓の外にいたスーツの男だ。
ノーマンは、スーツの男は航空会社の遣い。生存者が航空機事故の良からぬ情報を外に流すのではないかと、監視していると言う。
クレアはノーマンの話は、事故による影響といい、ノーマンを自宅に送ったのだ。
11. 電話をかけるクレア
再度姉妹へ電話をする、前回の電話に留守電を残すも折り返しが無かった。
そして、姉妹は仲たがいをし、しばらく会っていなかったようだ。会いたいと留守電を残すクレア。
12. エリックとのカウンセリング2回目
エリックは絵を書くというカウンセリングを自ら開始していた。
自宅の壁に大きな絵を書く、エリックはクレアにも絵を書く事を勧める。
いつの間にか、外では犬の鳴き声・・・。エリックは絵を狂乱に書き始める。
クレアがエリックに話しかけると、外の犬の鳴き声は止んだ。
だが、また犬の鳴き声が・・・エリックは何かに掻き立てられるように、外に飛び出し、犬を見つめる。
クレアとエリックは、また会う約束をする。エリックはクレアに家の鍵を渡す、それは純粋にクレアを好きになるはじめていると伝える・・・
13. 深入りしてくる謎のおばさん
洗濯物を共用洗濯機に忘れたクレアは、洗濯機の中を探すも探し物は無かった。
そこへ、以前も洗濯物を届けてくれた、笑顔のおばさんがクレアの忘れたブラウスを渡しにやってきた。
おばさんは、エリックから貰った鍵の事を気に掛ける。少しだけ不気味に思ったクレアはその場から去ろうとするが、
人生を楽しむようにと、クレアに言うのでした。
14. 真夜中エリックの訪問
夜中にエリックがクレアの家を訪問してきた、忘れ物を届けにきたようだ。
エリックはクレアの家に招き入れてほしいと願うも、クレアは拒否し扉を閉める。
再度、ノック
クレアはエリックが帰っていなかったのかと思い、扉を開けると、笑顔で深入りをしてくるおばさんが居た。おばさんはエリックを目撃したようで「とてもハンサムな人ね」と日一言言い去っていった。
15. 3回目グループカウンセリング
ディーン・ノーマンはカウンセリングに来なくなった。
カウンセリングの場所に航空会社の代表アーキンが訪問してきた。
アーキンは事故の責任は人的ミスだ。過労気味のパイロットのせいだと、クレアに告げる。アーキンは何かを知っているようだった・・・
16. エリック宅を再度尋ねるクレア
エリックは自宅の屋上の端に立ち、クレアを屋上に呼んだ。
自分の事をさらけ出すエリック、まるでエリックがクレアにカウンセリングを行っているようだ。その夜、クレアとエリックはベットを共にした。
17. 怪しい人々
翌日クレアは姉妹の家を尋ねるも、留守で姉には会えなかった。
クレアは花を置きかえる。道に出ると、そこには航空会社のアーキンがクレアの事を待っていた。アーキンは何故かエリックと寝た事を知っていた。
クレアは恩師ペリーに、アーキンとスーツの男の事を相談するも、ペリーは航空会社の案件を否定する。
エリックは一人、壁絵を完成させた、それは飛行機事故の現場を模した絵だった。
18. 行方不明のノーマン。そしてスーツの男
クレアはカウンセリングに来なくなったノーマンの家を尋ねた。扉は開いていた、クレアが中に入ると沢山の新聞の切れ端が散乱していた。
そしてノーマンの家から出ると、スーツの男がクレアを追いかけてきた。
スーツの男はクレアに助けを求める、自分が何者だかわからない、助けてほしいと。
スーツの男は見覚えのあるノーマンに助けてもらおうと、ノーマンを追っていたのだ。スーツの男は言う、「あの事故から記憶がないんだ・・・」っと。生存者は5人だったはず。男は機内に居たと言う。
クレアは急ぎ恩師ペリーにスーツの男の件で会いたいと連絡する。
19. 事故現場
エリックは夜中事故現場に忍び込んだ、そして自らが座っていたと思われる座席に座り、事故当時の恐ろしい記憶を思いだしていくのだ・・・
エリックは「俺は生きている・・・」と嘆くと、ある男性がエリックを静かに見つめていた。
20. スーツの男とアーキンの秘密
スーツの男とアーキンを会わせるクレア。スーツの男はアーキンと出会っていたと確信し、自らの事、事故の事を聞きだそうとするが、アーキンは彼との面識を否定する。
スーツの男はアーキンに向かい「この、人でなしが!」と言うも・・・
スーツの男はいつの間にか消えていた。スーツの男までも航空会社の手により、消されたと絶望するクレア。
スーツの男を捜すクレア、それを見守る空港客、職員・・・・
21. 4回目グループカウンセリング・・・
シャノンが一人部屋で皆の事を待っていると、窓の外に男性と女性の人影が・・・
彼等はシャノンを追ってくる。逃げるクレアとシャノン。そこへエリックが二人のもとに訪れ、3人はクレアの家にたどり着いた。
22. シャノン両親への思い
シャノンは少しパニックになっていた。落ち着けるためクレアはシャノンにカウンセリングを行う。両親への思い、伝えたい言葉・・・
シャノンは自分を一人置いていった、両親を許す事を話し、眠りについた。
23. 思いだしたエリック
クレアの家の前に、以前から現れた犬が姿を現した。
エリックは思いだす。そして、言う「あの犬は、僕の犬。小さい時に亡くなった犬だと」
さらにエリックは言葉を続ける「僕は・・・あの事故で死んだのだと・・・」
そのまま夜の街に走り出す、エリック。追いかけるクレア。
エリックは線路の前に飛び出す。そして・・・電車がエリックを通り抜けて行った。
絶望したエリックは、クレアを遠ざけてしまう。
24. シャノン
シャノンが居ない。
25. 謎のおばさん
クレアの家に、あの笑顔のおばさんが居た。シャノンは若い男女と出て行ったとおばさんは言う。
おばさんはエリックも心配ないとも言う。
クレアは不審に思う、おばちゃんにエリックの名前を継げた事が無い・・・
26. ペリーとクレア
クレアは恩師ペリーに再度相談する。ペリーはクレアに真実が知りたいか?と言う。
クレアがこの事故に拘るのは、何か理由があるからだと。
クレアはペリーが航空会社と結託しているのではないかの念を強くし。ペリーのもとを去る。
クレアの去ったペリーの部屋には、あの謎のおばさんが居た・・・
27. 姉の家でアーキンと
クレアは姉の家に行くが、姉はまだ不在だった。そこへ航空会社のアーキンがクレアの前に現れ「全員死んだ」と告げる。
アーキンは語る、あの墜落した便のパイロットは疲れていたっと。
離婚のゴタゴタで疲れていたパイロットは、副操縦士に全て任せ、コックピットに居なかったと。
クレアは亡くなった者を悪人にすべきではない、彼は悪くない!とアーキンに向け言う。
アーキンは「あれは全て私のせいだ・・・」と言い残し、クレアの前から姿を消す。
彼の佇んでいた場所には、重要書類があった、そこには乗客名簿が・・・
28. 思いだした・・・
クレアは思いだす。
ある航空機内のに乗っていた。
あの事故を起こした航空便に乗っていた。
エリックのもとを尋ねるクレア。そしてエリックに告げる、「なぜ、私に機内で会っていた事を黙っていたのか」と、エリックとクレアは航空機内で出会っていたのだ。
事故当時の記憶、機内で二人仲良く談笑しコーヒーを飲む、故にエリックは彼女のコーヒーの飲み方を知っていた。
29. 皆が優しく見守ってくれていた
エリックは更に話を続ける、自分と縁のある様々な人が尋ねて来てくれる。
エリックには「祖父」、「小さいころに大切にしていた犬」
クレアには小さいころに亡くなった、「優しかった伯母さん」「小学校の恩師ペリー」
シャノンには「小さいころに亡くなり、幼いシャノンを残して逝った両親」
それに色々な人々が、彼等に手を差し伸べてくれていた。
それは既に無くなっている人々。~図書館で見かけた双子の老婆、エリックが生死を確認するために飛び出した車の運転手、エリックと一緒に出かけたカフェの店員、空港でスーツの男とアーキンのやり取りを見守っていた空港の客と乗務員・・・~
30. そして最後の時
事故当時の記憶、窓の外、旅客機のエンジンが燃えているのクレアが発見する。
機体は大きく揺れ、パニックになる機内。クレアは姉への思いを口にする。
エリックは絶望するクレアの横で、きっと助かると励まし続けた。
そして・・・
31. 姉
姉はクレアの部屋に訪れる。無くなる直前のままのクレアの部屋。
姉が手紙を発見する。
クレアから姉への手紙「姉さんの居ない人生は寂しすぎるわ・・・」と綴られていた。
END
発生した航空機事故は生存者が居らず、全員亡くなっていた。
カウンセリングのメンバー4人、パイロットアーキン、謎のスーツの男、それに
エリックとクレア
そして亡くなった方の為、縁のある者達が次々と会いに来てくれます。
大好きな犬だったり、祖父、伯母、恩師、両親・・・
【感想】
世ではあんまり評判は良くないようですが、私は凄い好きです。
美しい音楽。サスペンスにみせかけ、最後にどんでん返し。
別の作品に似ている等の批評はありますが、作品として純粋に面白く、1時間40分程度と時間が短いなか、巧く話しをまとめてあるのに好印象です。
それと、音楽がとても綺麗で。
でも、ジャンルがサスペンススリラーになってる!全然怖いところが1個もなく、クレアの突然出てくる伯母さんも、優しい顔をして登場するので全然怖くないのに(*^^*)
そして、個人的に主演のアン・ハサウェイが大好きなので、
うつくしい・・・麗しい・・・
よろしければ見て見てください。
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拙い説明と乱筆乱文のなか読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。