君の名は。(映画) あらすじ、ネタバレ詳細1
【警告】この作品はネタバレ等の予習はせず、予備知識ゼロで映画を見ることを推奨します。
◆ネタバレ無しの感想は下記に。
本当にネタバレを読みますか?
読むなら下へ
読まないことをオススメします。
いいですか?
では、ここから下
君の名は。ネタバレ詳細
【キャラクター相関図】
【物語キーワード】
*記憶を基に記載、一部時系列、セリフ、失念。
*ネタバレ3の最後に詳細じゃなく、1~2分で読めるネタバレを用意しました。
*表題が赤は瀧の体に三葉がいる時。表題が青は三葉の体に瀧がいる時の内容。
【ネタバレ詳細】
0. 朝、目が覚めると、何故か泣いている
とある女性が髪を結い、会社に向かう。
とある男性がスーツに袖を通し、会社に向かう。
すれ違う沢山の人々、すれ違う電車。
「私は・「俺は「誰か一人を、一人だけを探している。」
1. 夢
..きくん..、た..きくん、女の子の声で名前を呼ばれている気がする。
少女は尚も問いかける「たきくん、・・・覚えてない?・・・私のこと。」
たきは「お前、誰だ?」と応える。
少女は黙り、人の波に押され電車から降りていく、
たきは思わず「お前の名は?」と問いかけると。
少女は髪を結っていた紐を解き「みつは。私の名前は、みつは」と言い、紐をたきへ伸ばす。
たきは少女が伸ばした紐を掴む。
2. 誰の体?-瀧
朝、三葉は目覚ましに起こされる。
目覚めると少しの違和感を感じる。見慣れない部屋、女性の体?
とりあえず胸を・・・揉んでみる。
見知らぬ幼女が扉を開け、ご飯を知らせに来るも、自分の胸を揉む奇怪な姉に、なにしてるの?と冷ややか言葉をかけ、「ご飯!!」と言い扉を勢いよく閉めてて行ってしまった。
仕方なしに、制服に着替えようと、着衣を脱ぐと・・・生まれてこのかた、見たことのない女性の体が!!!
改めて自身が女性の体であったことに驚き、鏡に写った裸で赤面するのであった。
3. 田舎の少女三葉-三葉
千年ぶりとなる彗星の来訪を1ヶ月後に控えた日本。
別の朝、三葉が四葉に起こされ目を覚ます。制服に着替え、朱色の組紐で髪を器用に結う三葉。
三葉はとある田舎、糸守町に住む高校生の少女。町独特の方言を話す。
食卓には、祖母:一葉と妹:四葉がジッと三葉を見る。
「今日はいつも普通だね・・・」と三葉に語る。
だが、三葉には何のことだか検討もつかない。
そんな家族の団欒の最中、町内放送が鳴る。糸守町の町長選出馬のお知らせ、祖母と三葉は不機嫌のになり放送無線を消すのであった。
四葉は二人に、まだ怒ってるの?と言う。尚もまだ不機嫌そうな二人。三葉と祖母は町長選の報道に怒っているようだ。
4. 生きにくい田舎生活
四葉は姉より、しっかり者。姉にちゃんと勉強するようにと諭し、笑いながら学校へ向かっていった。
妹と別れた三葉の後方より、親友のテッシー(勅使川原 克彦)とさやちん(名取 早耶香)と合流し、学校へ向かう。昨日の三葉は変だったけど今日は普通だね。
ここでも、三葉には心当たりの無い言葉がかけられる。
登校途中の広場で、町長選の選挙演説が広場で行われていた、三葉は俯きながら早足で通りすぎようとするが。選挙演説をしていた政治家が「三葉!胸を張って歩け!!」と厳しく声をかけられてしまう。
そう、町長選に出馬をしている人物こそ、三葉の父:宮水トシキであった。
町民からは冷ややかな声、通りかかった同級生からは嘲笑う声。三葉は込み上げる気持ちを抑え、駆け足で通り過ぎていく。それを追いかけるテッシーとさやちん。だがテッシーにも冷ややかな声がかけられる。町長選出馬に手を貸しているのが、テッシーの父だからである。
5. 昨日の様子が変だった?-三葉
教師が黒板に字を書く「誰そ彼(たそかれ)」「黄昏(たそがれ)」の語源。
「彼は誰時(かはたれどき)」
「人の輪郭がぼやけ、彼が誰だかわからなくなる時間。人ならざる時間。」と教師は説明する。
三葉はノートに教師の言葉を書き記していくが、ノートに見知らぬ文字が
「お前は誰だ?」
ノートの見知らぬ走り書きに気を取られていると、
三葉は先生より回答の指名を受け、返事をするも、
先生から「今日は自分の名前覚えているのね?」・・・
昼休み三葉とテッシーとさやちんがお昼を食べながら雑談するが、話題はやはり昨日の三葉は変だった話になった。きっとストレスが溜まっているんだよとさやちん。オカルト好きのテッシーは、何かに取り憑かれていた等と・・・。
三葉は不思議に思いながらも、ストレスならば思い当たる節がある、
宮水家の古い習わし。
それと反対生きる現町長であり、時期町長選の出馬をしている父。
6. なにも無い田舎-三葉
糸守町にはカフェがない!カフェがないどころか、コンビニは1件で21時に閉まる。本屋・歯医者はゼロ。電車は一時間に1本。でも、スナックは2件!!!
テッシーが三葉とさやちんを「カフェに行こうぜ!」と誘う、
カフェが無い糸守町にカフェが出来たのか?!と期待しつつテッシーに付いて行く、
三葉とさやちん だったが・・・
テッシーは自販機で缶コーヒーを買う。
テッシーの言うカフェとは、道の途中にある自販機の事だった。
三葉は帰り、テッシーとさやちんは静かに話していく、さやちんはテッシーに言う。学校卒業してテッシーはどうするの?と、テッシーはどうもしない、この町で一生生きていくんだと思うと答える。
7. 宮水の組紐と歴史
三葉の家系は糸守町の代々の伝統を継ぐ神社。古くからの習わしがあり、今年の主役は三葉であった。
糸守町の式たりには大事な由来があったが、歴史がその由来を寂れさせ、ただの習わし事となりさがった。だが、宮水家は形だけでも守らなければならない、守っていればそれがまた意味を持とうと。
祖母は、紐を組みながら寂しそうに言う、
「形を守ることが、宮水の大切な御役目なのに、バカ息子は家を捨て政治家になった・・・」と。
8. 宮水神社の祭りと美しい巫女-三葉
毎年行われる宮水神社の祭り、今年の主役は三葉と四葉。
町民が見守る中、
赤い紅をさし、真新しい巫女装束に身を包む三葉と四葉が、殿の上で舞う。その手には三番叟鈴。リンリンと鈴の音を美しく奏で姉妹は組紐を靡かせる。
舞が終わると、三葉と四葉はお供えされている米に手を伸ばし、一口分を口に含む。そして含んだ米を咀嚼し続け、一合升に米と唾液の混じった液体を流し入れる。その後特別な容器に入れ、組紐で風をする。
口噛み酒だ。日本最古の酒、口で咀嚼した米と唾液を発酵させアルコールとなるまで寝かす。
昔の習わし故、同級生は三葉をバカにするように、「あんなこと人前でできない」等と三葉をあざ笑った。
三葉は思春期の女の子、御役目とは言え、この習わしは恥ずかしかった。
9. イケメン男子になりたい-三葉
祭りが終わり、帰路つく三葉と四葉。三葉より悟っている四葉は、同級生に笑われたことを慰める。
だが、姉のストレスはMAX
「こんな町いやや!!来世は東京のイケメン男子にしてください!!」っと大声て夜の山に叫ぶのであった。
10. 誰の体?-三葉
目覚ましの音。手を伸ばすもいつもある場所に目覚ましが無い、手探りで探しているうちに、別途から転げ落ちる。
目覚めると少しの違和感を感じる。見慣れない部屋、胸がない?!
そして股の間になにか・・・見知らぬモノがある。恐る恐る手を伸ばす、そして触れた瞬間。自らの男性の体で赤面するのであった。
鏡に向かうと、頬にガーゼを当てた男子が写っていた。この子は誰なんだろう。疑問に思いながらも、そっと部屋を開けると、
男性が朝食を食べていた、数回言葉を交わし、男性は、
「遅刻でも学校は行くように」と言いながら出て行った。
状況を理解するため、周りを見渡す。その時、スマホが鳴る。
スマホのSNSが「まだ家なら走って来い。ツカサ」と映しだされていた。
行かなきゃと思うが、重要なことに気づく、
「トイレ行きたい。」
・・・
トイレが終わりどっと、ため息をがでた、
「なんてリアルな夢なんだろう」と・・・
制服に着替え、外に出るとそこは、
高い建物、沢山の車、すれ違う多くの人々。夢に見ていた、これが東京。
人の波をすり抜け、街並みに目を奪われながら歩いて行く。
11. 男友達って優しい-三葉
いつまで続くのか?このリアルな夢は。状況が掴めないながらも、スマホの情報を頼りに何とか高校にたどり着いたが、田舎の高校と違いお洒落な校舎でウロウロしていると、
後方から「たき!」と男子の声。その勢いのまま肩を組まれ、赤面してしまう。そのまま、そのの男子に昼飯に行こうと促され、屋上に居たもう一人の男子と合流する。
大柄の茶髪の男子は高木真太、屋上まで自分を連れて来てくれたのがSNSで連絡をくれたメガネ男子は藤井司。
様子を伺いながら話していると、現在男子であることを忘れ、一人称を私と使用すると、この二人は「んん?」、
慌てて私は「僕?」と言い直すと、この二人は「はぁ?」、
私は「オレ?」と返すと、「うむ」と返してくれる。
この体の男子の一人称は「オレ」らしい。
メガネのツカサ君は続けて言う「タキ、お前弁当は?」。
・・・持ってない。 素直に持ってないことを伝えると、
ツカサ君は自分の弁当の”たまごサンド”を1つ掴み、シンタ君に何かある?と聞く、シンタ君は”コロッケ”を差し出し、”たまごコロッケサンド”を作り私に手渡してくれた。
田舎とは違う、また初めての男子同士の隔たりのない友情に、思わず顔がほころび、
私がお礼を言うと、二人は言葉なく優しく微笑み返してくれた。
シンタ君は今ご飯を食べている最中にもかかわらず、突然「放課後にカフェに行こう」と誘われる。ツカサも同意する。そして、私にも再度「放課後カフェ行こう」と誘われる。
私は「・・・ぇえええ?!カフェ?」と叫んでしまう。
田舎で、カフェなんてお洒落なものを体験できるとは!!とハイテンションになるのであった。
12. 都会のカフェはお洒落で高い-三葉
フワモコの犬2匹が、椅子に座り尻尾をブンブン振って見つめてくる。カフェは木を基調とした、温かみある内装。田舎には無いお洒落さに気後れしていると、ツカサ君にメニューを決まったか?と催促される。急いでメニューを見ると・・・
”パンケーキ 1700円” 「?!」
「このパンケーキ代で1ヶ月暮らせてしまう。」と心の声が漏れるも、「いつの時代の話だよ。」と笑われてしまう。
高い・・・だが、これは夢、
お金もこの”たき君”持ちだし、いいか!とパンケーキを注文することにした。
都会のお洒落なパンケーキを平らげ満足していると、”たき君”のスマホにSNSのメッセージが表示される。
私は「バイト遅刻」らしい。ツカサ君とシンタ君にバイト遅刻のむねを伝えるも、いってらっしゃいと促される。
だが・・・、「私のバイト先どこだっけ?」 二人に呆れられてしまった。
13. 都会のバイトって大変-三葉
”たき君”のバイト先はお洒落なレストラン。白いシャツ、黒いベスト、黒い蝶ネクタイ、黒いズボン、革靴、ギャルソンエプロンを纏、いざバイトに望む。・・・も、私は経験がないためミスを連発し、お客様、シェフ、同僚に怒鳴られながら時間の流れに追われていく。
運悪く、ガラの悪い印象の二人組のお客様に呼び止められ、イタリア料理に楊枝が刺さっている、というクレーム(というよりイチャモン)をつけられてしまう。対応に困っていると、綺麗な女性ウエイターが、私の代わりに上手く対応をし場を収めてくれた。
営業時間が終了し、私はあの女性ウエイターにお礼を言おうと、名札を覗い、「奥寺さん」と声をかけるも、別の同僚から先輩だろう?と小突かれてしまう。
気を改めて、奥寺先輩に声をかけようとするが。彼女が先に声を掛けてきた、今日のミス等も咎めることなく、優しく接してくれた。とてもいい人だ。
会話をしながら掃除を進めていると、別のウエイターが奥寺先輩のスカートが切り裂かれていることに気づく。
あの、ガラの悪い二人組の仕業だ・・・
恥ずかしげに俯く奥寺先輩、私は意を決し、奥寺先輩をスタッフルームに連れて行く。
そこで、私は切り裂かれたスカートに刺繍を施した。可愛い芝生とハリネズミのみごとな刺繍に、先輩は喜んでくれた。
そして、私も今日のお礼をやっと言うことが出来た。
彼女は言う「”たき君”弱いくせに喧嘩っ早いから、イチャモンの時は心配したよ。」と。”たき君”の頬のガーゼは、その言葉でなんとなく察しがついた・・・。
14. たき君の日記-三葉
家にたどり着きどっと疲れベットに倒れこむ、
リアルで長い夢・・・。
そんなことを感じつつ”たき君”のスマホをいじっていると、”たき君”はスマホで日記をつけていることに気づいた。
日記は毎日続いており、文字と写真で綴られていた。
友達のツカサ君とシンタ君との思い出、
そして奥寺先輩の後ろ姿、奥寺先輩のピース姿。
私はなんとなく、この”たき君”が奥寺先輩を好きなのを感じた。
彼の日記に新しく本日の出来事を書く・・・。睡魔に襲われながらもあることを思い出す。
私のノートに書かれた「お前は誰だ?」
何かに導かれるまま、机の上のマジックで、手のひらに「みつは」と書いたところで、眠りに落ちてしまった。
15. なんだこれ?-瀧
瀧は朝目を覚ますと、覚えのない現状が至る所に起こっていた。
制服のまま、ベットで寝た。
手のひらに「みつは」の文字。
覚えのない、変なスマホの日記、「昨日バイト帰りに、奥寺先輩と帰った。」という報告が記されていた。
16. 皆の反応が変-瀧
いつも通り司と真太とつるんでいると、二人からカフェのお誘い。
だが、今日はバイトのシフトが入っているので、二人に断りを入れると・・・
「行き先わかるのか?」と声をかけられる。・・・ぇ?なんの悪ふざけだ???
17. プチ修羅場-瀧
バイト先に到着すると、男性のバイトの先輩3人に囲まれる。とても怖い顔だ。
男性先輩たちは、抜け駆けとか、奥寺先輩と俺が一緒に帰ったとか言ってくるが、
そんな記憶、俺には無い・・・。
揉みくちゃにされそうなタイミングで奥寺先輩もバイト入りする。
綺麗な奥寺先輩に見とれる俺達4人。
そんな俺に向かって、奥寺先輩は「今日もよろしく。」と、ウインクも投げかけてくれる。
・・・っは、と男性先輩を見ると・・・ヤバイ・・・
18. 皆の様子が変-三葉
朝、目を覚ますと・・・左手の手のひらから肘にかけて
「みつは?お前は誰だ?おまえは何だ?」とデカデカと記されてあった。
なんだろう・・・これ。
悩んでいると、妹四葉がいつも通りご飯を告げに部屋を開ける、
そして「今日は胸もまないんだね。」と。 ぇええ????
学校に到着しても、いつもと違う。クラスメイトからの目線が痛い・・・。
これ以上目立たないように忍び足で、自分の席にたどり着き、さやちんに声をかける。
「この私が思い当たる節の無い、状況は何なのか。」と
さやちんは「昨日の行動が目立ったから。」と教えてくれる・・・ 記憶に無い。
・・・
さやちんは状況を事細かに教えてくれた。
(さやちん目線回想)
昨日の三葉は、髪型はポニーテール、足を組み自信満々に美術のスケッチをしていた、だが、いつも三葉の陰口を叩く同級生が、三葉の悪口を三葉を見ながら話していた。それを見た昨日の三葉は、さやちんに「あれ自分のこと?」と聞いてきたので、「そうだと思う。」とさやちんは返事を返した。
そしたら・・・
三葉は組んでいた足を伸ばし目の前にあった机を蹴り飛ばし、口元を斜めに上げて満足そうにしていたと。
「!!!!」
19. これってもしかして-三葉・瀧
三葉は急ぎノートを見ると、そこにはミステリーの推理をする探偵のように、私の周囲情報が、?と=で書き記されていた。
そして最後に「この人生はなんだ?」の文字・・・
瀧はスマホの自身のみが記す日記を見ている、見覚えのない日記。女のような文章。
20. 入れ替わってる?!!-三葉・瀧
二人はある結論に達する。
三葉:私は夢のなかであの男の子と・・・
瀧:俺は夢のなかであの女と・・・・
「入れ替わってる?!!」
次、ネタバレ2へ
というかネタバレ3まであります。
手っ取り早いの、キャラの感情無視で何が起きたかだけ記載したものをネタバレ3に下部に記載してあります。
favorite-review.hatenablog.com
では、また。