君の名は。(映画) 感想・ ネタバレ無し
美しい映像に魅了され、心がキュッと掴まれるシーンに自然と涙がでる。
【注意書き】
この作品は映像の美しさや音楽だけでも、大変良作ですが、ストーリーを見る作品になっています。
これから映画を見る、ソフトを買う予定だ、など、何らかの形でこの作品を見るならば、絶対ネタバレは見ないほうがいいです!
ネタバレを見てから、本作品を見ると、
人生損しますよ?
【点数-10点満点】
◆総合:8点
・映像美:10点、演出・効果:10点、脚本:8点、構成:9点、キャスト10点、万人ウケ度6点
【お勧めしない人の条件】
*今回設けた新しい詳細、「コノ様な人にはお勧めしない。」必ずしも当てはまる分けれは有りません、あくまで自分が予想するにを記載しています。理由は(後感想で述べます)
Ⅰお勧めしない人の条件:
1.アニメにそこまで興味がない
(1)理由として、今作品は今までの新海誠監督の作品と異なり、キャラクター、ストーリーがかなりアニメアニメしている。アニメがそんなに興味ない場合は、もしかしたら面白みを感じず、「良い作品じゃない?」止まりとなってしまう可能性があります。
2.静かなシーンでは寝てしまう
(1)作品の、前半は色々ありますがほのぼの、後半に盛り上がり。ただし前半のほのぼのシーンにも後半を楽しむ為の要素が万歳なので、前半寝て後半だけ見ても損します。本当にもったいないです、私の隣の席の人なしてんの!!!
すみません、ズレましたが、ともかく、集中して106分見れる人じゃないと面白みを見損じます。
3.RADWIMPSが好きじゃない
(1)オープニング、エンディングだけではなく、作中随所にRADWIMPSの楽曲が流れます。あくまで自然にながれますが、根本としてRADWIMPSが好きじゃない人は、無理だと思うというぐらい、作中の楽曲はRADWIMPSだらけです。
【感想】-ネタバレ無し
Ⅰ作品総合
1.とても素晴らしかったです。映像、ストーリー、脚本、音楽、キャストにのバランスも良く、学生が夏休みの〆に見るには最高の作品になると思います。
元々、私は新海誠監督の作品は好きなので、本作品も安心の新海誠作品として見る事が出来たわけですが。上記お勧めしない人の条件でも述べたように、監督の他作品に比べて、アニメアニメしているので、万人にウケるのかどうかは、私にはわかりかねます。
2.それととても良い作品なのに、予告でストーリーが予測できてしまうのが、残念だと思いました。広報の方もう少しどうにか、オブラートに包んで宣伝してほしかった。
故に、予告も見ないで映画に臨む事をお勧めします。
Ⅱ映像
1.とても美しかったです。太陽の光や影の取り入れ方、それと予告で流れてしまうのでネタバレでないという体で記載しますが、流星の夜空は見とれるほどに美しいです。
ですが、前作の「言の葉の庭」の雨のシーン、森のシーンが大変美しく、三月的に映像美を主とするなら「言の葉の庭」をお勧めします。
下図「言の葉の庭」
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Ⅲストーリー
1.凄い好きです。学生時代の日常、恋愛にのぼせる日々、気兼ねない友との交流、そして・・・(ストーリー核心の為記載しません。)全部胸がキュっとなるシーンやキャラたちの交流がテンポ良く散りばめられています。
2.一生懸命な男子に、あぁ・・・良いな。っと、今作品を見ていると、哀愁に近い感覚の感情が揺さぶられます。
3.核心の部分は、大好きな展開でした。詳しくは語れませんが、この核心の部分の面白みを上げるために、前半のほのぼのも見る!故に作風にピッタリハマと2回目も見たくなると思います。
Ⅳキャスト
1.驚きのハマり役。キャスト全員うまい!!声優だけでなく、主要キャラは殆ど俳優が演じていますが、
主要キャラが殆ど俳優!それが良い度合い、実にバランスが良い。
主役が俳優で、ヒロインが声優だと、確実に実力差が見えたり。ヒロインのアニメ声が気になったりと、荒がでるかもしれませんが。演技の出来る実力有る俳優で主要キャラを固めた故に、何の違和感もなく、作品を楽しめる。むしろ声優だと、逆に違和感が出るのではないか?とすら思えてしまう。これも新海誠マジックなのでしょうか?
2.主要キャラを演じた俳優の方々、アニメキャラの演技巧すぎる。演技指導が素晴らしかったのか、俳優の方々の実力が高かったのかわかりかねますが・・・。
そして、こんな事言いたくありませんが、ジブリも見習おう・・・
Ⅴ音楽
1.良い意味でも、悪い意味でもRADWIMPSだらけです。一般的な作品と違い、BGM=主題歌の勢いでRADWIMPSだらけです。アニメ作品はよくあることですが、一般の邦画作品には歌付きのBGMは少ないと思うので、私は大丈夫ですが、人によっては違和感があるのかな・・・と思います。
2.RADWIMPSの歌だけではなく、一般のBGMと呼ばれる部類メロディーだけの楽曲も多くながれています、静かに作品を引き立ててくれる、そこもまた大変素晴らしいと思いました。
Ⅵ気になったところ
1.オープニングがある。アニメ作品だから、当たり前といえば当たり前なのですが、このオープニングいらないかな・・・っと思ってしまったり・・・。
なんと言うか、表現しにくいのですが、歌付きのオープニングを流されると、映画を見てる!!っというより、アニメを見てる!!!そんな気にさせられ、一般の方々ドン引いてないかな?と不安になってしまいました。
2.作品の最後。核心に触れるので書きませんが、私はこっちの方がよかったな~っと思う構想があります。例えて言うなら「バタフライエフェクト」のオリジナルエンディングの様な。
3.隣の人が前半で寝てた・・・。
4.映画館のコーヒーが高くて不味い。
3・4は作品の感想ではなく、映画館でのただのモヤモヤポイントです。
【キャラとキャスト】
◆立花 瀧(たちばな たき):声 - 神木隆之介
都会に住む少年、瀧。彼は本作の主人公。
喧嘩早く、画を書く事を得意としている。友達やバイト先の同僚との関係も友好。
とても仲のよい悪友が2人いる。父と二人で暮らしている。
【ポイント:活発な男子。バイト先のウェイター姿がかわいい。スポーツが得意。気遣いができてやさしい。夢中になるとかわいい。】
◆宮水 三葉(みやみず みつは):声 - 上白石萌音
田舎で暮らす少女、三葉。彼女もまた本作の主人公。
やや引っ込み事案ぎみ、田舎の生活、実家での役目に憤りを感じており、都会へ憧れを抱いている。とても仲の良い友人が2人いる。妹と祖母と3人で暮らしている。
【ポイント:優しい女の子。美人。手先が器用。喜怒哀楽が顔にでやすい。結った髪姿も可愛いが、結わない状態の姿もとても可愛い。女子力高い。カフェ大好き。】
【瀧サイド】
◆奥寺 ミキ(おくでら みき):声 - 長澤まさみ
瀧のバイト先の先輩。バイト先の男子から大人気。
◆藤井 司(ふじい つかさ):声 - 島崎信長
瀧の悪友。メガネ。メガネ男子。眼鏡!そしてまさかの信長・・・こんなところでお目にかかるとは(事前に情報を調べず見に行ったので・・・)
◆高木 真太(たかぎ しんた):声 - 石川界人
瀧の悪友。でかい。そしてまさかの界人ぉ!!!こんな見た目の役もやるんだ、界人の声凄い好き。
◆瀧の父:声 - 井上和彦
声が・・・ギブス(NCIS)、声が・・・カカシ先生(NARUTO)
【三葉サイド】
◆宮水 一葉(みやみず ひとは):声 - 市原悦子
三葉の祖母。三葉と四葉と共に暮らし育てた。コノおばあちゃん可愛いぞ!
◆宮水 四葉(みやみず よつは):声 - 谷花音
三葉の妹。たぶん21歳位の精神年齢。
◆勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ):声 - 成田凌[5]
三葉の親友。眉毛が気になるとても良い奴。悪い顔凄い好き。
◆名取 早耶香(なとり さやか):声 - 悠木碧
三葉の親友。ネタバレになるから言えないけど、なになになのになになにで優しい子。
◆宮水 二葉(みやみず ふたば):声 - 大原さやか
◆宮水 トシキ(みやみず としき):声 - てらそままさき
下記少しネタバレ注意
【キーワード】-公式も発表している情報なのでネタバレではないですが、ほぼ核心を突いています。
ネタバレは
映画見ないのであれば、見て見てください。
映画見るなら、絶対見ない事をお勧めします。
↓ネタバレ 詳細に書きたくなったのですごい長いのもご覚悟ください。
ネタバレ3の下部に簡単に読めるネタバレも用意してあります。
favorite-review.hatenablog.com
では、また。