秘密 THE TOP SECRET(映画) あらすじ・感想 ~ネタバレなし~ 8/11加筆
2016/8/6 公開
秘密 THE TOP SECRET 感想のみ ~ネタバレなし~
*ネタバレありは別記
【点数】(10点満点)
◆総合:4/10
(・脚本:2/10・演出:3/10・役者:5/10・映像:4/10・ストーリー:4/10)
◆納得できるチケット代:~1000円(1800満円)
*1800円で見ると、不満が残る映画になってしまいます。
【簡潔な感想】
映画としては、可も無く不可も無く、面白くないわけではない。全ては脚本と演出せいで台無し。
あと、絹子・・・色々もうチョイがんばろう・・・
【映画のあらすじ】(メインキャストのみ漢字)
死者の脳内記憶をスキャン、映像化するシステムを駆使し、未解決事件の解決に奮起する。
機関名「第九」 室長:薪 剛(生田斗真) 新人捜査官:青木(岡田将生)
ある死刑囚:露口(シイナキッペイ)の脳内をスキャンした事により、解決と思われた事件が再び動き出す。
キーパーソンとして、露口の娘:絹子(オダリサ)、貝沼(キッカワコウジ)、
鈴木(松坂桃李)
【備考】
・漫画は一部既読済み
・生田斗真好き
【漫画既読者として私情を交えた感想】*愚痴と不満満載
◆総合
・映画としては惜しい!
・スーツのシワが気になる。
・映像化が困難といわれていた作品を映像化。
でも、どの部分がんばったのかわからない。
・絹子の容姿が気になりすぎて映画に集中できない。
・生田君こんな顔だっけ?容姿が気になって映画に集中できない。
・岡田君のスーツメガネ最強説。
・ミステリー?と見せかけて時々ジャパニーズホラーで笑った。
◆映像化の凄さを押していますが、海外ドラマはもっと映像凄いよ。
もっと凄いもん、テレビで毎週放送してるよ。
◆映像の凄さを推すなら、演出も、がんばろうぜ。
◆映像云々より脚本が・・・。話をまとめたにはまとめたけど、
色々説明を省いたため、漫画未読者にはわかり難く・つまらない話となっている。
漫画既読者から見ても、薄っぺらい脚本だな~という印象ですがね。
面白くないわけではない。それは漫画が面白いので土台が良いから。
・漫画の内容が少し複雑なため、映像化だけで伝えるのが難しい。
・漫画の台詞引用だけでは、絶対状況が伝わらない。
共にわかります。
だからといって、説明調な映画はいやですからね・・・。
映像で伝えたいという気持ちが、見事に裏目に出ている気がする、
プロなんだから工夫して巧く作ってほしかった。
◆役者
役者の演技と配役も一部を除いて、すばらしかったと思う。
・・・そう、まずこの役者の一部が問題!!!
絹子・・・きぬこぉ!なんで、なんでなんや!!!
漫画既読者として、まず本当にごめんなさい。
絹子・・・チェンジで。スパイダーマン(旧)ヒロイン同様チェンジで!
漫画と異なるのは仕方ない、アレしてくれる女優じゃなければいけないから、
多少は容姿にも目をつぶろう。
だがな、演技も大概なうえに容姿が・・・
容姿が気になって作品に入り込めないんじゃ!
演技は下手ではないけど、うまくも無いなら別の人のが良いな・・・
そんな、絹子さんでした。・・・本当にごめんなさい。
(スタイルで選抜なら二の腕の太さがきになる。色々文句すみません・・・)
絶対無理だけど、中条あやみちゃんが絹子なら大満足した。
★原点原作絹子↓
★映画絹子↓
★私の希望絹子↓
希望の理想が高すぎるのは存じております・・・
★生田君は脳男での細マッチョを見てるので、イメージ的には薪さんっぽくないかな~とは思ったものの、演技力により、見事に映画版の薪さんを演じていました。(現実世界に女性と見まごう青年なんて存在しませんからね。)
【原作キャラ像】か細く。美しく女性のような容姿。映画の冷静男性というより、時々ヒステリックに部下を叱る一面もみせている。
★岡田君はメガネスーツ万歳。なに、その髪型今までで一番好み、かっこよすぎじゃない?!姿勢がピシッとしていてスーツがとてもお似合いでした。漫画の青木さんより少ししっかりもの、立ち居振る舞いが知的な男性という設定をそのままで素敵でした。
【原作キャラ像】お人よし。喜怒哀楽の表現も豊か。とても素直で犬のような愛されキャラ。
★松坂君はカズレーザーさんが理想の結婚相手と選んだ人と納得。実は今まで余り好きではなかったのですが、スーツ力で、とても素敵な見た目に昇華しました。
【原作キャラ像】さわやかで人あたりの良い好青年。鈴木に関しては、秘密1巻より、秘密season0シリーズのほうが出番は多い。映画同様もしくは、映画以上に友の薪思いである。
★栗山千明さんは、漫画の雪子さんの見た目そのまま。演技も外しが無く、美しい立ち居振る舞いで安心して見れました。
★木南さんは、個人的に好きなので推しておきます。メガネいいよね。
◆脚本と映像と演出の事
最後の感動を呼び起こさせるための、最後の映像が微妙。
最後なんだから、もっと、どうにかならなかったのか。
脚本と演出と映像がまとまらず、(それって監督のせいなのかは、わからないけど)
「つまんなくは、なかったかな~。」と、なんとも中他半端な作品に仕上がってしまったのが残念でたまらない。
俳優等、お目当てが無いなら、あえて見に行くほどではないかも・・・。
地上波で放送されるか、レンタルで安くなったら見る。なら、お勧めの映画です。
最後に、「あなたは秘密を守れますか?」と、
映画の公式ページに書かれていますが、映画その辺りサラっと流しましたよね・・・。
いやいやいやいや!鈴木の部分もう少し掘り下げよう?!
そこが、貝沼事件編の魅力を盛り上げるところじゃね?
漫画の内容にはその部分がないから?ならば、entertainmentとして巧く魅せようよ。
青木は続編から大活躍でいいじゃん、今回ゲストキャラ使って青木に焦点当てすぎて、薪の方が中途半端になっちゃったよ!
では、また別の感想で。
今週のお題「映画の夏」
秘密 season 0 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
秘密 season 0 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)
秘密 season 0 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
下記映画のネタバレ一部原作の部分を交えて。映画を見に行く、原作を読む予定の方は見ないように↓